ゲームパッケージのデザイン方法
こんにちは、あまみやです。
今回は、家電量販店やゲーム屋さんで見かける、つい手に取ってしまうような魅力的なゲームパッケージのデザインの方法について、解説していきたいと思います。
実際に発売されているゲームパッケージのデザインを分析し、誰でも簡単に魅力的なパッケージデザインを再現できる方法について、紹介していきたいと思います。
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ゲームパッケージのデザイン
今回は、
- アサシンクリードシンジケート
- オーバーウォッチ
- ドラゴンクエストビルダーズ
の3作品のパッケージを用いて、パッケージデザインの分析をしていきたいと思います。
パッケージ裏面の画像は、詳細な写真をインターネット上で見つける事ができなかったため、自宅で撮影した私物のパッケージ写真を使用しています。
さて、これらのパッケージを並べて注視してみると、3作品のパッケージデザインにおいて、様々な共通点が見つけられると思います。
これらの共通点を基にして、ゲームパッケージのデザインにおける基本的な型(レイアウト配置)を考えていきたいと思います。
これだけで魅力的に見える基本のレイアウト
先ほど分析した共通点を、抽象的な概念に落とし込んでみると、上記のようなレイアウトに纏めることができます。
このレイアウトは、他作品のゲームパッケージにおいても広く使われており、パッケージデザインにおける汎用的なレイアウトとなっています。
パッケージ表面の解説
パッケージ表面のデザインは、最もユーザーの購買意欲に影響を与えます。そのため、ゲームの魅力を最大限伝えられるように、印象的なイラストを全面に押し出して、ゲームの面白さをアピールします。
また、パッケージ表面にはCERO区分と呼ばれる、ゲームソフトの表現内容にもとづき対象年齢等を表示するレーティングを記載しなければなりません。
パッケージ裏面の解説
パッケージ裏面のデザインは、手に取ってくれた顧客の購買意欲を高めさせるような設計になっています。
まず、ゲームの魅力を一言で伝える、キャッチコピーを大々的に記載します。
アサシンクリードシンジケートの場合は「抑圧を打ち破れ」
オーバーウォッチの場合は「世界はヒーローを求めている!」
ドラゴンクエストビルダーズの場合は「世界は、ブロックでできていた。アレフガルドを創りなおす冒険へ旅立とう!」
といった具合に、各ゲーム作品ごとに売り文句となるキャッチコピーを記載します。
その後、このキャッチコピーが最も伝わるイラストを、パッケージ裏面上部に配置します。
次に、そのゲームにおけるユニークセールスポイント(USP)を3つ並べ挙げます。
ユニークセールスポイントとは、このゲームが他のゲームと異なる、唯一無二の特徴のことです。
手に取ってくれた顧客に対し、「このゲームの独自性は何か」「このゲームだけの面白さは何か」を、イラストと説明文を通して伝えます。
最後に、ゲームの注意書きやオンラインサービスの使い方、版権元の記載などを、パッケージ裏面下部に行います。
まとめ
今回は、ゲームパッケージのデザインの方法について解説していきました。
自分でゲームを作っている方などは、この機会に自作ゲームのパッケージを作ってみると、自分のゲームがショップで販売されているような体験ができるかもしれないですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。