レベルデザインってよく聞くけど、結局どういうこと?
こんにちは、あまみやです。
2021年も始まりを迎え、本格的な就活時期が着々と近づいてきていますね。特にゲーム業界やIT業界は、選考開始がはやいことで有名です。そのため、ゲームプランナーを目指している学生さんから、様々な相談を受けることが増えてきています。
学生さんとお話しする中で、「レベルデザイン」について質問される機会が多々ありました。そこで今回は、簡単なようで間違って捉えられやすい用語、「レベルデザイン」について解説していこうと思います。
補足ですが、ゲームプランナーを目指している学生さん向けの相談窓口を開設しております。僕自身、一般大学から未経験でプランナー職を志望したので、学部専攻問わず様々な相談に乗れると思います。お問い合わせは以下のページまたはTwitterのDMから、お気軽にご相談ください!
docs.google.com
レベルデザインとは
自分が初めて「レベルデザイン」というワードを聞いた時、「キャラクターのレベルや経験値を調整するもの」だと思っていました。確かに、単語だけ見ると「レベルのデザイン」なので、何も間違っていなさそうに思えます。しかし、経験値を調整する作業は、レベルデザインに含まれない事が多いです。
レベルデザインとはステージ設計のこと
この先の文章を読まれる前に、一つ理解しておいていただきたいのですが、「レベルデザイン」の解釈は人によって分かれる事があります。これから記述する内容は、あくまで僕個人の解釈であることをご理解ください。
僕にとってレベルデザインとは、「ゲームのマップやフィールド、ステージを調整すること」だと捉えています。
例えば、
- 敵の出現量や出現場所を調整する
- 宝箱やアイテム、NPCの配置を調整する
- フィールドの地形や、ステージのギミックを調整する
などが挙げられます。
最も有名なレベルデザインの例として、スーパーマリオブラザーズの1-1があります。以下の考察サイトを見ていただくと、ブロックの配置やクリボーの出現位置など、ステージの構成が事細かく調整されていることが分かると思います。
damedamepg3q.web.fc2.com
このように、常にプレイヤーが楽しめる・ワクワクできるステージを設計することが、レベルデザインと呼ばれています。