あまみやのゲームプランナーブログ

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ラーニングピラミッドを使った企画力の学び方

こんにちは、あまみやです。

今回は、『ラーニングピラミッド』と呼ばれる学習理論を参考にして、企画力を効率的に身につける方法について解説していきたいと思います。

今回の記事は、「企画書の書き方」や「企画書を書くコツ」について紹介している内容ではありませんので、あらかじめご了解ください。

ラーニングピラミッドとは

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ラーニングピラミッドとは、学習方法による学びの定着率を表した図です。


ピラミッド上層部の学習方法は学びが定着しにくく、ピラミッド下層部にいくにしたがって学習定着率が上がっていくと言われています。

「教室で座って聞いた講義内容よりも、課外学習で体験した学習内容の方が、記憶に残っている」といった具合に、能動的な体験はより学びが定着しやすいと言われています。


ただ、ラーニングピラミッドにおける学習定着率の値や学習量の性質は、根拠が希薄だという意見もあるので、全てにおいて「人に教える」事が最適であるとは限りません。


まずは知識をインプットして、自分の中で内容をしっかりと理解したうえで、アウトプットする事が大切です。

ラーニングピラミッドを用いた企画力の学び方

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では、実際にラーニングピラミッドの理論を、企画の勉強方法に応用して考えてみましょう。

今回は、「企画書の書き方」をラーニングピラミッドの学習方法を用いて学んでいくこととします。


講義を受ける・読書する
これは、企画書の書き方について、本を読んだりネット記事を読む事にあたります。
本を読んだり授業を聞いたりする事は、基礎的な知識をインプットするためには、手軽かつ有効な手段です。


視聴覚・実演を見る
これは、Youtube上で企画書の書き方を見て学んだり、実際の制作現場に行ってプロの制作方法を直接見て学ぶ事にあたります。
本を読む事や講義を受ける事よりも、五感をフルに使って感じ取れるので、より多くの情報をインプットすることができます。


他者と議論する
これは、本や講義で学んだ企画書の書き方について、友人や先生などと話し合う事にあたります。
学んだ知識を自分の中で解釈するだけでなく、論理立てて説明する必要もあるので、右の耳から左の耳へ情報を素通りさせることが少なくなります。


自ら体験する
これは、企画書の書き方について学んだ知識を用い、実際に自分の手で企画書を書いてみる事にあたります。
学んだ知識を実際にアウトプットすることで、手を動かしてみて分かった経験や知見を得ることができます。


人に教える
これは、自分で企画書を書いた経験を基に、友達や後輩に企画書の書き方を教える事にあたります。
自分で体験した経験を整理し、他者が理解できるように伝えることで、学んだこと以上の知識を身につけることができます。


このように、本やネット・動画などで企画の知識をインプットし、自分の中でしっかりと理解・解釈した後に、企画書を書いたりゲーム制作をして学んだ知識をアウトプットすることが、企画力の向上につながります。

まとめ

今回は、ラーニングピラミッドを使った企画力の学び方についてお話していきました。

企画書の書き方や、アイデア出しの方法など、ついつい本を読んで学んだ気になってしまいますが、しっかりと自分の中で落とし込んだ上で、アウトプットすることが大切です。

ぜひみなさんも、企画に限らず何か知識を学んだ際には、こちらの方法を実践してみると学びが深まると思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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